白樺湖西側の街なみ環境整備 来年度着工へ

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茅野市は3日の市議会全員協議会で、白樺湖西側にあった白樺湖ホテル山善南館跡地を整備する「街なみ環境整備事業」の概要やスケジュールを説明した。蓼科山や白樺湖の眺望が楽しめる屋外集会施設や環境・健康広場などを配置する内容で、2021年度に着工し、23年度の完成、24年度の供用開始を目指している。

事業期間は20~23年度で、20年度は測量や設計をした。整備面積は南館跡地一帯などの6900平方メートル。地権者の柏原財産区から無償貸与を受けて行う。

屋外集会施設は21年度に造成し、施設を設ける。白樺湖を望む階段状の観覧席と底部分のステージから成り、地元行事や花火見物などでの利用を想定。車いす用のスペースも設置する。

屋外集会施設の国道152号側には環境・健康広場を整備する。親子で遊べる芝生のエリアやバスケットゴールを設けるアスファルト舗装のエリアを配置し、公衆トイレを備える。白樺湖観光センター北側には朝市など各種イベントに活用できる多目的広場を設ける。傷みが激しい既存駐車場は別の事業で整備する方針。

事業費は約3億8100万円。このうち21年度は一般会計当初予算案に1億576万円を計上し、うち国の交付金は4700万円余。白樺湖エリアは交通条件などに不利がある地域「辺地」に指定されており、財政上で有利な起債である辺地対策事業債5700万円も財源に充てる。

山善は07年3月に裁判所の破産開始決定を受け、10年6月に破産終結。跡地整備については市や地権者、観光事業者がワークショップを重ねて検討した。南館は19年に解体された。

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