諏訪バイパス 環境影響評価準備書公告始まる

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縦覧が始まった国道20号諏訪バイパスの環境影響評価準備書と要約書=諏訪市役所

国土交通省が事業化を目指す国道20号諏訪バイパス未着手区間(諏訪市四賀―下諏訪町東町)について、県条例に基づく環境影響評価準備書の公告・縦覧が4日に始まった。住民から心配の声が上がっているトンネル工事による地下水や温泉への影響については「水位はほとんど変化しない」との予測結果を示した。発生土の仮置き場は工事着手前に関係機関や周辺住民に情報提供するとしている。

準備書は県知事や市町村長、住民から意見を聞くため、事業による環境の影響についての調査と予測、評価の結果、環境保全措置などを事業予定者がまとめた書類。2017年4月作成の方法書に基づき、大気質や騒音、水質・水象、地形および地質、生態系、景観など16項目にわたって調査が行われた。

準備書は本編と資料編、要約書の3部からなり、4月5日まで諏訪建設事務所や岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町の役所、県庁の6カ所と県のホームページで公表し、意見書も受け付ける。道路の区域を決定する都市計画の変更案が併せて縦覧されている。

準備書によると、水道水源、酒蔵群の水源、湧水、温泉源泉はいずれも「事業区域よりも深部を流動する」などとして、「水位はほとんど変化しない」と予測した。ただ、角間川下流域の地蔵寺と秋葉神社、慈雲寺の湧水は山裾に位置していることから、「湧水量が変化する可能性がある」としている。

準備書の説明会は、下諏訪総合文化センターで17日午後7時からと20日午後1時から、諏訪市文化センターで18日午後7時から、同市四賀公民館で19日午後7時から開く。

準備書に対する意見書は、4月20日までに県建設部都市・まちづくり課や4市町の担当部署、諏訪建設事務所整備課へ持参か郵送する。

諏訪建設事務所のみファクスと電子メール(ファクス0266・57・2946、電子メールikensyo-01@pref.nagano.lg.jp)も受け付ける。

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