諏訪市「駅前テーマ考慮を」 開発事業者に申し入れ

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諏訪市の金子ゆかり市長は30日、JR上諏訪駅前の民間開発に絡み、市が決めた駅東口のイメージテーマ「さわやかな風と翠のときめき」を考慮するよう、事業者の「諏訪駅前開発」に申し入れた。古越利三社長は「このイメージを持ってまちづくりをしたい」と返答。建設する建物の高さについて、解体が終わった商業ビル「スワプラザ」の33・1メートルより低くなるとの見通しを明らかにした。

古越社長は取材に、9月末に建物イメージを市民に示す機会を設けたいと説明。現行の市景観計画では駅周辺の建物について高さ30メートル以下と定めているが、具体的な高さについては「地域の人と交渉したい」と述べた。着工時期は「来年4月を目指しているが、6月ごろになるかもしれない」とし、1年半後の2018年12月前後の完成を目指すとした。

開発区域面積は旧まるみつ百貨店やスワプラザ、移転する衣料販売店「長瀬」などを合わせて1万3000平方メートル程度になる見通し。他にも数件の地権者と引き続き交渉したいとした。まるみつ側に商業棟、スワプラザ側に集合住宅を設ける方針。

事業者は、商業棟1階に食品スーパー、2階以上に放送大学長野学習センターや市が間借りする公共的スペースを入れる意向。120~150戸規模を目指す集合住宅については「住民票を移して入居してもらう定住型を原則にしたい」とした。

駅前のイメージテーマは、駅を降りた際に爽やかな風や空気を感じ、諏訪のまちに心地よいときめきが持てるようにとの願いを込めた。金子市長が「特段の配意をお願いしたい」と述べたのに対し、古越社長は「開発の基本的な考え方と大きな違いはない。コンクリートの塊ではなく、風通しが良く、緑があるイメージを持っている」とした。

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