宅配便で小型家電回収 利用35件

LINEで送る
Pocket

伊那市は、パソコンや携帯電話などに使われるレアメタル(希少金属)など貴重な資源の再資源化を図ろうと、宅配便を使った回収リサイクルを国内で唯一展開している「リネットジャパン」(愛知県大府市)と県内で初めて協定を結び、小型家電の宅配便回収サービスを始めた。開始から約1カ月で35件の利用があり、同市生活環境課は「周知を始めたばかりの段階において、順調な出足ではないか」と話している。

同社と協定を締結しているのは全国82自治体(4月1日現在)。宅配便を使った回収サービスは全国誰でも利用できるが、協定により伊那市の住民が申し込んだ場合、回収品にパソコンが含まれていると1箱880円(税別)の回収料が無料となる優遇が受けられる。

1箱は3辺合計140センチ、重量20キロ以内であれば、デジタルカメラ、ドライヤー、電気カミソリ、炊飯器などの小型家電を何点でも入れることが可能。

申し込みはインターネットのみだが、希望日時に宅配業者が自宅まで回収に訪れるため、同課の担当者は「利便性が高い」と説明する。市報の8月号にチラシを同封してサービス開始を周知したが、35件の利用のうちパソコン40台が回収物に含まれており、無料優遇による利用効果は大きいとみられる。

同市は昨年10月から、市役所や総合支所など計10カ所に小型家電の無料回収ボックスを設置。3月までの半年間で924.3キロを回収した。当初の目標には達していないが、宅配便回収と併用することで、さらにごみの減量化と資源の有効活用を推進していきたい考えだ。

問い合わせは市生活環境課(電話0265・78・4111内線2215)、リネットジャパン(電話0570・085・800)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP