閉校記念品が完成 諏訪市の2小学校

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保科英明社長(左)から閉校記念碑の説明を受ける高島小の児童や関係者

小学校の再編に伴い、3月末で閉校する諏訪市の高島小学校と城北小学校で9日、準備を進めていた記念品のお披露目があった。高島小は校舎入り口に建立した閉校記念碑を全校児童に紹介し、城北小は記念誌やマグカップなどの記念品の完成を発表した。両校では17日、卒業式と閉校式が行われる。4月には両校を統合した「上諏訪小学校」が高島小校舎に開校する。

■高島小 記念碑

高島小の記念碑は閉校記念事業実行委員会が整備し、2月13日の閉校記念式典後に除幕した。1934(昭和9)年竣工(しゅんこう)の旧高島大講堂石垣の上、73(同48)年の開校百周年記念のブロンズ像「少年と馬」(細川宗英作)の横に設置されている。

記念碑は横約97センチ、縦約64センチ、奥行き約21センチの黒石で、片面に校章と校歌の一節「高島よ 諏訪のみなもと」を刻み、反対側の面には「高島小学校148年の歴史を閉じ、上諏訪小学校へ」と彫った。製作は学校近くの保科石材店(同市岡村)が担当した。

体育館での紹介の会で、実行委の小平祐市委員長は「高島小と新校の歴史が集まる場所を大切にして」とあいさつ。古屋了財政委員長の経過説明とビデオ上映に続いて、保科石材店の保科英明社長(58)が「高島小を思い浮かべて形やデザインを考え、私の技術の集大成として取り組んだ」などと思いを語った。

矢島作朗校長は「思い出を振り返り、人と人、伝統と未来をつなぐ大切な石碑ができた」と感謝し、児童会長は「高島小で学べたことを誇りに中学校でも頑張りたい」と話した。

閉校記念誌や手ぬぐいなどの記念品の完成を祝う城北小PTA関係者と松井聡校長(左)

■城北小 記念誌

城北小の閉校記念誌「ありがとう城北~55年の感謝と共に」は、学校とPTA、学校運営委員会でつくる閉校記念式典実行委員会(宮野孝樹委員長)が作った。1年間の行事を写真で記録し、メッセージボードを持った児童97人と教職員24人の写真も掲載。歴代卒業生の写真や、年表や新聞記事で歴史を振り返った。

記念誌はA4判103ページで560部作った。昨年10月31日の閉校記念式典で上映した記念映像のDVDを付録した。記念誌編集委員会(土田千春委員長、11人)が編さんし、長野ピーアール(諏訪市)が協力した。土田委員長(47)は「子どもたちが城北の思い出で元気が出るような記念誌になれば」と願った。

記念品はPTAを中心に制作を進め、裏山のアスレチックと校歌を染めた手ぬぐい300枚とクリアファイル600枚、校章や「ありがとう城北―」の文字を印刷したマグカップ300個を作った。児童や学校ボランティア、協賛企業などに配布するという。

PTAの茅野喜仁会長(47)は「たくさんの思い出とみんなの思いがこもった記念品。とても良いものができたと思う」と話していた。

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