リニアトンネル長野工区 今秋にも工事着手へ

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JR東海は、リニア中央新幹線の南アルプスを貫く山岳トンネル(約25キロ)のうち、長野工区(約8.4キロ)について今秋にも本体工事に着手したい意向を示している。8月31日、中川村で開いた県道新トンネル安全祈願式後、JR東海中央新幹線建設部名古屋建設部の澤田尚夫担当部長は、長野県側の坑口となる下伊那郡大鹿村で9月7日、住民を対象にした工事説明会を開きたい考えを明らかにした。

澤田部長は、本体工事について「大鹿村ではこれまで環境影響調査の内容や道路改良の説明をしてきた。住民の方の不安は工事用車両の通行路線や台数、(南アルプストンネル)坑口付近の自然環境への心配などということが分かったので、住民説明会では憂慮される点について具体的に説明したい」と述べた。

大鹿村内では、同トンネル掘削の発生土を運搬する県道赤石岳公園線の拡幅工事について住民の賛否が分かれており、釜沢地区では先月末行った工事説明会への住民出席を巡り、自治会役員が退席する場面があった。澤田部長は「大半の住民が出席してくれたので、釜沢の住民説明会はできたものと考える」との認識を示した。

また、南アルプストンネル掘削の発生土については、現況で 「松川町内の候補地に運びたい」とし、一部の土地は 地権者との交渉に入っていることなども明らかにした。

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