諏訪市 子育て支援企業に助成金

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諏訪市は来年度から、従業員の育児制度が整っている企業を援助する「子育て企業サポート事業奨励金」を設ける考えだ。国や県の既存の子育て支援制度に認定・登録された製造業、ソフトウエア業を対象に奨励金を助成。人口減少に伴う企業の人手不足が課題になる中、子育て世代の従業員の安定的な雇用につなげ、仕事と子育ての両立ができる環境づくりを目指す。

企業経営者ら有識者でつくる市工業振興審議会が昨年11月に市長に行った工業施策の答申を踏まえた。子育て支援の行動計画を立てて目標を達成した企業を対象にする厚生労働省の制度「プラチナくるみん」「くるみん」の認定を受けた企業や、県の「社員の子育て応援宣言!」に登録した企業が対象になる。

市によると、「プラチナくるみん」に認定された市内企業はゼロ、「くるみん」は製造業1社。県の応援宣言に登録するのは35社だが、製造業は5社にとどまる。

市は2016年度一般会計予算案に奨励金として400万円を計上。女性従業員の育児休業などの取得率が75%以上など基準が高い「プラチナくるみん」「くるみん」の認定を初めて受けた場合は1社100万円、県の応援宣言の場合は1社10万円を補助する。これらの制度に認定・登録された企業は市ホームページで紹介する。

市商工課は、工業関連の事業所に毎年送るガイドブックに制度内容を載せて周知する。「企業の人材不足は深刻。業務に慣れた従業員の退職は 企業の痛手にもなる。仕事と子育てが 両立できる環境をつくりたい 」としている。

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