塩の道自転車ルート 諏訪・上伊那地方で試走

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諏訪市の諏訪湖畔のサイクリング道を走る参加者

静岡県牧之原市相良を起点に新潟県糸魚川市までかつての「塩の道」をなぞったサイクリングルートの上伊那、諏訪地方の試走が14日、行われた。静岡、諏訪両地域のサイクルツーリズム推進に関わる自転車愛好者と県、市町村の観光担当職員ら約20人が参加。伊那市の伊那合同庁舎から有賀峠、下諏訪町を経由して岡谷市の釜口水門まで約50キロを走った。雪山の眺望、約500メートルの標高差が生む植生の変化と走り応えなどが高評価だった。

試走は、サイクルツーリズムの先進とされる静岡県の浜名湖サイクルツーリズム推進協議会からの提案。同協議会は4年前から「塩の道」ルートづくりで毎年50キロほどずつ試走を延ばし、今年、諏訪まで達した。長野県内でも近年、サイクルツーリズムの環境整備が進んでおり、「塩の道」ルートは静岡、愛知、長野、新潟4県の広域連携も緒に就くところという。

試走は、諏訪湖八ケ岳自転車活用推進協議会の小口良平さん(40)=辰野町下辰野=の案内で進み、伊那谷は竜東の手良を走って天竜川の河岸段丘を望み、辰野町沢底の福寿草の群落を楽しみながら諏訪市後山へ。春の風に波立つ諏訪湖を左手に湖畔を半周した。

浜名湖同協議会の田中孝治座長(76)は「雪山や高原地帯の木々など静岡にはない風景が印象深く楽しめた」と話し、小口さんは「参加者が感動する姿に、地元の良さを観光に生かす自信が持てた」と手応えを得ていた。

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