諏理大9号館竣工 企業との共同研究に期待

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竣工した公立諏訪東京理科大の教育研究棟「9号館」。研究活動や大学院の拡充に向けて新設した

公立大学法人・公立諏訪東京理科大(茅野市)が研究活動や大学院の拡充に向けて建設を進めてきた教育研究棟「9号館」が完成し、16日に竣工式が構内であった。公立化に伴う学部・学科再編の対応で建設を進め、情報応用工学科の教員や学生が利用する研究室を整備。地域連携研究室も配置し、同大学が取り組む企業との共同研究をさらに推し進める場とする。

既存棟への渡り廊下を設ける形で整備した9号館は鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積約2450平方メートル。実験演習のための利便性を高めた。研究室は2018年の公立化時に入学した同学科の最初の学生(現3年)が来年度に卒論研究などで使う。また、大学院生を今後10年で75人程度(現在15人)に増やす考えで、実習スペースの施設拡充の必要性があった。

式には関係者約20人が出席し、完成を祝った。同法人の唐澤範行理事長は「学生にしっかり研究にまい進してもらいたい」。諏訪6市町村でつくる諏訪広域公立大学事務組合長の今井敦茅野市長は「地域との共同、連携した活動が展開されることを期待する。そのことが公立化の成果の一つとして評価につながるはず」と期待を寄せた。

総工費は12億400万円。財源のうち1億375万円余を県が補助した。設計監理を諏訪総合設計(岡谷市)、建築工事をカネトモ(茅野市)、電気設備工事を南新電気工業(同)、機械設備工事を松澤工業岡谷支店(岡谷市)が担当した。

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