伊那市長 温ガス「50年にゼロ」宣言

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伊那市の白鳥孝市長は19日の市議会3月定例会本会議で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量を、2050年までに実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表した。これまで進めてきた「伊那から減らそうCO2!!」(市二酸化炭素排出抑制計画)などの取り組みをさらに加速させ、達成を目指す。
 
市は世界的な温室効果ガスの削減要請を踏まえ、16年3月に市50年の森林ビジョン、同12月に同計画をそれぞれ策定し、化石燃料に代わる木質バイオマス(生物資源)や小水力発電などの再生可能エネルギーの推進、公共施設の照明のLED化などの取り組みを進めてきた。

この結果、25年度までに市内一般家庭のCO2総排出量に対する再生可能エネルギーなどによる抑制割合を「25%」にする目標を既に達成。再生可能エネルギーのうち、木質バイオマスによるCO2抑制量を「3倍」にする目標についてもほぼ達成する見込みとなった。このため、これらの目標値を見直し、それぞれ「53%」「8倍」へ大幅に上方修正した。
 
また、同計画では対象を全市民、公共団体、行政としていたが、「市民や産業界が一体となって取り組む必要がある」として、同宣言では市内の全企業、NPO、法人まで対象を拡大。具体的な取り組みは今後、新産業技術推進協議会のサスティナブル環境部会で検討する。

白鳥市長は市のこれまでの取り組みを踏まえつつ、ゼロカーボンに向けた県の気候非常事態や国のグリーン成長戦略とも歩調を合わせ「『伊那から減らそうCO2!!』の延長線上の目標として実現を目指す」と述べた。

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