「準市民」制度を創設 伊那市

LINEで送る
Pocket

「準市民」に贈られるタカトオコヒガンザクラの木彫りの記章

伊那市は23日、市外在住者で市を応援してくれる人を「準市民」として認定する制度を創設したと発表した。市にゆかりのある人と継続的に交流を図り、応援してもらうことで市のさらなる発展につなげる狙い。認定した人には準市民の証しとして認定書とタカトオコヒガンザクラの剪定枝から作った木彫りの記章を贈る。市によると、準市民と呼ばれる制度は県内では初めてという。

市役所に勤務経験のある国の職員や民間企業の社員(地域おこし企業人など)、市に高額の寄付をした人などを想定。それぞれ本人の意向を確認した上で市長が認定する。講演会講師など特別な依頼をした場合を除き、報償費は支給されない。

記章は2センチほどの大きさ。製品設計のスワニー(同市)がタカトオコヒガンザクラをモチーフにデザイン、製作した。最新のデジタル技術を駆使し、3DCAD(3次元設計)システムで設計し、極細の刃を付けた切削機で加工。小ぶりでかれんなタカトオコヒガンザクラの特徴を巧みに表現した。

認定は随時行い、認定式のようなセレモニーは行わないが、白鳥孝市長の出張などに合わせて認定書と記章を交付する。また、市報やイベントのチラシなど市政に関する情報を提供し、伊那市に思いを寄せてもらう。

市はこれまでも市出身者や市ゆかりの人にふるさと大使や観光大使を委嘱し、市のPRや魅力発信に協力してもらっているが、多くが歌手などの著名人。市によると、市役所に勤務した人などから「引き続き伊那市と関わりを持ちたい」などの声があり、準市民として応援してもらうことにした。

白鳥市長は同日の定例記者会見で「今後認定を進め、さらに伊那市を応援してもらえる制度にしていきたい」と期待を寄せた。

おすすめ情報

PAGE TOP