環状南線28日全線開通 伊那市

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全線開通に向けて工事が進む市道環状南線

伊那市が建設を進めている市道環状南線は28日、全線開通する。国道153号から小黒川大橋北側の市道小黒川大橋線までの延長約1.3キロ。市の東西地域を結ぶ路線で、市街地の渋滞解消や中央道小黒川スマートインターチェンジ(IC)とのアクセス向上による市民生活や地域経済の発展に寄与することが期待されている。

環状南線は1968年に都市計画決定され、96年に国道153号から県道伊那生田飯田線までの区間(通称ナイスロード)が開通。天竜川を渡った先で途切れていたが、西側へ延伸する形で整備を進めていた。

工事は2016年度に事業化され、17年度に着工。昨年10月30日に国道153号からJR飯田線を挟んで県道南箕輪沢渡線までの約300メートルの区間が一部供用を開始し、残り約1キロの区間について工事を進めていた。歩道を含めた道路幅員は14メートル。総事業費は約36億円。

市東部の高遠町、長谷地域と市西部との交通の円滑化により、観桜期を中心に激しくなっていた市街地の渋滞解消が期待されるほか、小黒川スマートICを通じて中央道へのアクセス向上も図られる。いざという時には市広域防災拠点施設や上伊那広域消防本部からの緊急輸送路としての機能も果たす。

市はさらに、リニア中央新幹線の開業や三遠南信自動車道の開通を見据え、環状南線と中央道、国道153号伊那バイパス、伊駒アルプスロードとの接続による広域的な道路交通ネットワークの構築を目指す。

28日は午後1時から開通式を行い、午後3時から供用を開始する。

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