日本遺産活用へ ウオーキングガイド製作

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製作したウオーキングガイドを手にする大昔調査会の高見代表理事と坂間編集長(右)

諏訪地方を中心とした歴史・文化愛好者でつくる一般社団法人・大昔調査会(本部・諏訪市)は、長野県と山梨県にまたがる八ケ岳周辺の14市町村で構成する日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の活用に向け、諏訪6市町村の遺跡を巡るウオーキングガイド「あのスゴイお宝が出たのはココです」を製作した。6市町村の博物館などに無料配布し、地域の文化遺産の再確認などに役立ててもらう。

ガイドは県地域発元気づくり支援金を活用して製作。A5判、26ページで8000部印刷した。6市町村ごとに土器や土偶1点ずつをピックアップし、各市町村の学芸員らの解説文とさらに詳しい解説動画が見られるQRコードを掲載した。周辺遺跡も紹介し、市町村ごとに遺跡巡りができるウオーキングコースも提案している。

ガイドの編集を担当した雑誌「suwazine」の坂間雄司編集長(56)は「諏訪地域に縄文文化が点在していることは地域住民や観光客にとって大きな魅力。ガイドを片手にウオーキングで遺跡を巡り、楽しみながら日本遺産を学んでほしい」と期待。大昔調査会の高見俊樹代表理事(64)は「文化財に指定されている土器や土偶を知っていても、それがどこから出土したかを知っている人は少ない。ガイドで縄文遺跡が身近な存在であることを知ってほしい」としている。

大昔調査会では今夏にガイドを活用した「お試しガイドツアー」を予定。第2集の作成も計画している。

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