上伊那の高校魅力紹介 現役生が「高校白書」

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中学3年生の高校選択の参考にする「かみいな高校白書」のアイデアを考える高校生ら

上伊那地域の産学官組織が連携し、人材育成を目指す組織「郷土愛プロジェクト」は29日、現役高校生が作成し、地元の中学生が高校選択の参考にする資料「かみいな高校白書(仮)」の第1回編集会議を伊那市のいなっせで開いた。白書は上伊那9高校の代表生徒が編集を担当。各校の魅力を紹介する内容を進路指導が始まる7月までに同プロジェクトのホームページへ掲載するほか、同じ内容の冊子を作り、上伊那の中学3年生全員に配布する計画だ。

上伊那地方では近年、地元の高校に進学する中学生の割合が全体の約6割にとどまっている。同プロジェクトは、その要因の一つに「高校の魅力が理解されていない面がある」と分析。白書は高校生が感じる魅力を発信し、地元校への関心を高めてもらおうと初めて企画した。
 
編集委員は各高校から2人ずつ選出。この日の会議では実際に各校の魅力を書き出し、今後の記事作成のヒントにした。助言者でデザイナーの小澤純一さん(40)は「進路に迷う中学生が『高校にはこんなに楽しいことがあるんだ』と思える面白い内容を紹介してほしい」と呼び掛けた。

参加した伊那北高2年の生徒は「学校には勉強以外の知識を極める個性豊かな生徒が多い。その面々を紹介したい」と目を輝かせた。駒ケ根工業高2年の生徒は「機械科の個性的な先生による楽しい授業内容と、就職に役立つ種類豊富な資格取得について書きたい」と意欲を見せた。

郷土愛プロジェクトの事務局は「中学生の心を動かす内容に仕上げてほしい」と期待した。

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