景観溶け込む建築様式 春宮前公衆トイレ完成

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諏訪大社下社春宮前に完成した公衆トイレ

下諏訪町が諏訪大社下社春宮前に建設中だった公衆トイレは29日、完成した。これまで諏訪大社の駐車場内にあった公衆トイレには男女とも和式しかなかったため、洋式化させたほか、多機能トイレも設置。多様化する観光客のニーズに合わせ、誰もが気持ちよくまち歩き観光ができるよう環境を整えた。

春宮周辺の観光促進のため、町が大社の駐車場の一部を無料で借り上げて設置した。駐車場内の傾斜を緩やかに整え、外観は周辺の景観に溶け込むよう銅ぶき屋根と日本の伝統的な建築様式を用いて社寺風にした。

境内と駐車場は近隣住民の緊急避難場所に指定されていることから、町は諏訪大社と「災害時における避難者支援に関する協定」を締結。トイレ内の物置には防災用品を置き、災害時に備える。4月から供用を開始する。

同日、建物を確認した宮坂徹町長は「細かいところまでこだわった景観が素晴らしい。多くの人に安心安全で快適に使ってもらえるのではないか」と話した。

設計監理は永村建築設計事務所、施工はサマデイ(いずれも同町)。事業費は7535万円。

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