五輪選手育成は食卓から アスリートセミナー

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未来のトップアスリートのための栄養セミナーで、「アス弁」の写真を撮る保護者や指導者ら=ホテル紅や

未来のトップアスリートのための栄養セミナーで、「アス弁」の写真を撮る保護者や指導者ら=ホテル紅や

日本栄養士会は1日、諏訪市のホテル紅やで「未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー」を開いた。2020年東京オリンピック・パラリンピックやその先に向けて、食事面でもジュニア世代を支えてもらおうという新規事業。保護者や指導者、栄養士ら県内外から120人が参加し、講義を受けたり、バランスを考えたアスリート弁当(アス弁)を食べたりしてスポーツ栄養の知識を深めた。

初年度に開催する全国12会場のうちの一つ。早い段階で定員に達するなど関心の高さをうかがわせた。日本栄養士会と日本体育協会が共同認定する公認スポーツ栄養士が講師を務める。

テニスの国内トップ選手を支えるエームサービスの高橋文子さんは講義で、主食をガソリン、主菜を車体に置き換え「主食の役割は集中力やスタミナのアップ、それと疲労回復。使ったガソリンは補充して」と、運動で消費したエネルギーを食事でしっかり補う大切さを説いた。

1日の野菜摂取の目標量については「生活習慣病予防の観点では目標でいいが、アスリートにとっては最低量になる」と強調。「アス弁」には白米やキャロットライス、ペンネと複数の炭水化物源を詰めており「飽きが出ないようにする工夫も大切」とした。

「長野県はスキー・スケートなど冬季競技の有望なジュニアが多い。(次々回)2022年冬季五輪を狙うジュニアの保護者の方々も大勢聴講してくれた」と、セミナー講師陣の1人に名を連ねる「やまびこスケートの森」(岡谷市)事業推進部トレーニングセンター主任藤森陽子さん。

小学5年の長男が陸上、水泳に打ち込んでいるという松本市の女性(33)は「食事は競技力向上のほか、発育発達にも大事と分かった。きょう学んだことを家庭で取り入れていきたい」と話していた。

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