伊那市ぐるっとタクシー エリア拡大本格運行

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出発式を終え、伊那市役所を出発する「ぐるっとタクシー」

伊那市は1日、人工知能(AI)を活用した自動配車乗合タクシー「ぐるっとタクシー」の天竜川東側地域での本格運行を始めた。昨年4月から運行している天竜川西側地域に続き、富県や東春近、高遠町の一部、長谷へ運行エリアを拡大。10月には天竜川東側地域のうち、美篶や手良、高遠町でも運行を始める計画で、市街地を除く市内全域への拡大を図る。

ぐるっとタクシーは、乗車予約を受けるとAIが最適なルートを判断し、タブレット端末を通じて運転手に知らせる仕組み。複数の利用者を乗せながら効率良くそれぞれの目的地へ向かう。

今回の拡大エリアは「富県・東春近」と「新山・河南・長谷」とし、それぞれの地域と市街地を結ぶエリアを運行。新たにセダンタイプ2台、ミニバンタイプ2台の車両を走らせる。

対象者は各地域とも65歳以上の高齢者、運転免許返納者、障がい者などで、新たに持病などで移動が困難な人も年齢制限なく利用できるようにした。利用には事前の登録が必要。3月25日時点の登録者数は既存エリア916人、拡大エリア557人。

コロナ禍での移動を支援するため、6月末まで割引運賃とし、通常1人1回500円を300円、障がい者・免許返納者、ウェブ・ケーブルテレビ予約は150円とする。5月からは割引制度を拡充し、もともと運転免許を取得したことがない後期高齢者や運転経歴証明書を取得してない免許返納者、難病患者を割引の対象とする。

市役所で開いた出発式で、白鳥孝市長は「多くの人から喜びの声をいただいている。全国に先駆けて素晴らしい成果を上げている」と改めて手応えを強調した。

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