家庭系燃やすごみ有料化 諏訪市

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有料化初日にごみステーションに立ち、啓発を行う地元関係者や市職員ら

諏訪市で1日、家庭系燃やすごみが有料化された。収集日のごみステーションには市職員や衛生自治会役員、区長らが立ち、ごみの減量や分別の徹底を呼び掛けた。市などによると、証紙シールが貼られていない“違反”は少なく、順調に移行した様子。有料化前の駆け込み排出の反動もあってか、ごみ袋の排出量が3分の1程度に減ったごみステーションもあった。

ごみの有料化は▽ごみの減量と資源化の促進▽ごみ処理費用負担の公平化▽住民の意識向上―が目的。諏訪市の導入により、ごみを共同処理する諏訪湖周3市町が有料化に移行したことになる。

市は有料化に合わせ、指定ごみ袋の色を黄色から青色に変更し、従来の袋代に加え、1リットル当たり1円のごみ処理手数料を転嫁した。黄色い袋も使用可能だが、手数料相当額の「証紙シール」を袋の大きさに応じて購入し、袋に貼って出す必要がある。証紙がないものは原則回収しない。

市は今年度、約5500万円の手数料収入を見込み、ごみステーションの整備やカラス対策、子育てや在宅介護世帯へのごみ袋現物支給、ごみ出しが困難な高齢者宅への戸別収集などに役立てる計画。昨年2月以降、地区や区の単位で説明会を開いてきた。

有料化初日の1日、市内ごみステーション380カ所のうち約半数が収集日を迎えた。同市豊田小川のステーションでは、青色と黄色の袋の割合がほぼ同じだった。一方、排出量は3分の1に減ったという。1カ月前から張り紙をして周知に努めたことが奏功してか、証紙の貼り忘れは1袋だけだった。

小川衛生自治会の小泉坂男さん(82)は「皆さんに理解してもらえている。順調に移行できていると思う。有料化で気持ちが変わり、ごみが減っていけば」と期待した。黄色い袋を出した男性(72)は「有料化はどこでもやっていて致し方ない。ごみの分別を進めたい」と話していた。

ごみステーションの立ち合いは1、2日と5、6日に行われる。

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