現代工芸美術家協会長野会の作品を常設 SUWAガラスの里美術館

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諏訪市豊田のSUWAガラスの里美術館は27日、現代工芸美術家協会長野会会員の作品を展示する常設コーナーを館内に開設した。木や金属、陶磁、漆などの分野で伝統工芸の技術を生かしながら自由な発想で創作した現代アートを並べ、地域住民や観光客に紹介していく。

同会は1981年に発足。「多様な素材と技術を駆使した作家独自のイメージの表現」を目指して制作活動に取り組んでいる。会員は30人余りで、日展会員、会友も多いという。同美術館ではガラス作品を中心に展示していて、今回、アートプラザ1○8岩谷画廊(同市)の協力で同会会員の作品を加えることになった。現代工芸美術の常設展示コーナーは全国でも珍しいという。

開設初日はオープニングセレモニーがあり、同美術館を運営する信州諏訪ガラスの里の岩波尚宏社長(44)は「素晴らしい作品を多くの人に見ていただき、信州の文化を発信していきたい」とあいさつ。同会の木下五郎会長(71)=駒ケ根市=は「感激している。これを機に、新しい創作活動が生まれていくことを期待したい。現代の工芸がこんなふうに進化していることを見てもらえたらうれしい」と話した。

オープン当初は、諏訪地方や上伊那地方などの会員9人の1点ずつ計9点を飾った。鍛金や木彫、七宝をはじめ、雲海をモチーフにした磁器や、暮れつつある空の色や高いビルのシルエットなどをイメージした漆芸などが目を引く。今後、他の会員の作品も随時展示していく予定。

入館料は高校生以上が500円、中学生以下は無料。問い合わせはガラスの里(電話0266・57・2000)へ。

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