聖火リレー諏訪市へ 藤森慎吾さんら駆ける

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観客からの大きな拍手に笑顔で応えながら、諏訪市湖畔公園内に設けられたミニセレブレーション会場を目指す藤森慎吾さん

東京五輪の聖火リレーは県内最終日の2日、飯田市から再開し、木曽郡南木曽町や伊那市、諏訪市など中南信7市町の約16キロを地元ゆかりのランナー93人でつないだ。新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていた聖火リレー。感染症対策が求められる中、県内は2日間で14市町村の約33キロを巡り、最終地点の松本市で無事フィナーレを迎えた。桜咲く信濃路を計180人のランナーが駆け抜け、スポーツの祭典開催を願う希望のともしびを笑顔でつないだ。

このうち諏訪市では晴天の中、諏訪湖畔の延長2・7キロを14の個人・団体が走った。聖火は午後3時10分ごろ原田泰治美術館前を出発し、諏訪湖間欠泉前に同4時ごろ到着。沿道には家族連れや地域住民が人垣を作り、ランナーにカメラのレンズを向けて、手を振ったり、拍手を送ったりした。一部で混雑したが、大きな混乱はなかった。

諏訪湖畔公園の多目的広場では、タレントの藤森慎吾さん(諏訪市出身)が運んだ聖火で祝賀イベント「ミニセレブレーション」が行われた。特設ステージ前で、諏訪地域の小学生ら約300人が見守る中、トーチキスやランナーズトークを繰り広げた。

祖母や妹と見学した下諏訪南小6年の児童(11)は「聖火を間近に見られてうれしかったし、藤森慎吾さんが格好よかった」と笑顔を見せた。藤森さんは「皆さんの拍手と笑顔でエールをいただき、楽しく地元を走れた。ここに立って走れたことを誇りに思うし、走ってよかった」と語り、会場を盛り上げた。

長野県の最終ランナーは、平昌五輪女子スピードスケート金メダリストの小平奈緒さん(茅野市出身)が務め、松本城近くの特設会場に聖火を届け、聖火皿に移した。

聖火リレーは3月25日に福島県を出発し、栃木、群馬両県を経て長野県を通過した。3日から岐阜県に入る。聖火リレーは約1万人で47都道府県を巡り、7月23日の開会式で国立競技場(東京)の聖火台にともされる予定だ。

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