芸術交流の場に 陳さんがギャラリー開設

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日本人と中国人が芸術で交流できる場を目指してギャラリーを開設した陳さん

中国・河南省出身で、社会福祉法人アンサンブル会(本部下伊那郡松川町)が製作する「ヒノキの畳床」を使った「ヒノキ畳」の中国での販売を手掛ける陳斌(チン・ヒン)さん(39)が、伊那市上牧の自宅隣にギャラリー円室を開設した。オープン記念に中国の芸術家の墨書展を開き、中国の芸術を紹介している。陳さんは「日本人と中国人が芸術で交流できる場所にしたい」と話す。

新型コロナの影響で中国への行き来が中断したままという陳さん。中国に行けないなら、ここでできることをやろうと、中国と日本の芸術の懸け橋になるようなギャラリーの開設を考えた。面識がある芸術家、陳量さんから作品約10点を預かり、公開した。作品は中国の古い書体を現代風にアレンジしたもので、書と絵画を融合させている。展示は4月30日までで、5月からは水墨画の展示を計画している。

倉庫を自力で改修した。和風、洋風の2部屋があり、間の壁にはギャラリーの名前にもなった円形の穴を開けている。茶室をイメージした和の空間には「ヒノキ畳」を敷き詰め、落ち着いた雰囲気に仕上げた。

中国では和室や畳が人気で、価格の安いものも多く出回っているが、ヒノキの間伐材を床に使った「ひのき畳」は高級品として需要があるという。陳さんは新型コロナが終息し、行き来が自由になったときのことを考えて、「中国のお客さん向けに、畳のショールームとしての利用も考えている」と話した。

不定休。見学希望者は陳さん(電話080・3943・8324)へ。

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