開創1200年記念祭り始まる 遠照寺

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開創1200年記念祭りの発願法要を行う遠照寺の松井教一住職ら

伊那市高遠町山室の遠照寺の開創1200年記念祭りが4日、発願法要を皮切りにスタートした。1200年目に当たる昨年に企画したが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。祭りは6月13日まで。期間中は植物の見頃になどに合わせて設定した▽さくら(4~18日)▽新緑(5月1~8日)▽ぼたん(5月15~31日)▽ぶら寺(6月1~13日)-の祭りやイベントを予定している。

同寺は820年に天台宗の開祖最澄が建てた薬師堂が始まりとされる。1473年に日朝上人が日蓮宗普及のために同所を訪れたことをきっかけに日蓮宗に改宗。薬師寺の場所に釈迦堂を建てた。

発願法要は釈迦堂近くに建てた高さ約3メートル20センチの祈願柱の前で行った。寺の役員8人が参加し、新型コロナウイルスの早期終息や開創1200年記念祭りの成功、地域住民の家内安全などを祈った。大門から釈迦堂にかけての参道には30本の傘を建て、各傘の下に40羽ずつ計1200羽の折り鶴をつるした。

1年越しの開催に松井教一住職(65)は「大勢の人の協力を得てようやく始めることができて感激している。期間中は新型コロナウイルスの終息とともに、これから先も教えが受け継がれていくよう願いたい」と話した。

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