神宮寺で歴史散策を ガイドブック作製

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完成した神宮寺地区の歴史散策ガイドブックを手に持つメンバーら

諏訪市中洲神宮寺の住民有志らでつくる「上社周辺まちづくり協議会」は、地元の神宮寺地区の歴史散策ガイドブックを作った。太古から諏訪信仰の中心地でかつてはにぎわいを見せたという同地区。歴史的な価値を知ってもらおうと、同地区を含めた諏訪大社上社本宮(同市中洲)から上社前宮(茅野市)周辺の37の史跡を中心にまとめた。史跡の写真や地図も載せてあり、地元住民や観光客にまち歩きで活用してほしい考え。

県元気づくり支援金を使い約1年かけて作った。地元の人は神宮寺を「じぐじ」と呼ぶことから、ガイドブックの題は「時の宝を探すまち歩き じぐじ」。持ち歩きやすいB5版で雨にぬれても大丈夫なように加工も施した。全26ページでフルカラー。

同地区には上社本宮隣に位置した「神宮寺」が、明治維新の廃仏毀釈で取り壊されるまで存在した。ガイドブックでは約20年前に市が整備したウオーキングコースを元に神宮寺の跡地をはじめ神社や古墳、神官の邸宅跡などの史跡を紹介。初めて訪れる人にも分かりやすいよう振り仮名や注釈を多めに付けた。このほか温泉源湯や石の産出といった自然の産物、名木や道祖神なども紹介。地区内の五つの町名の由来も載せた。

小島実会長(70)は「地元の歴史を知った上で未来を考えてもらい、まちづくりにつながれば」と話している。

1000部作製し、諏訪市博物館に200部を寄贈した。来館した希望者に無料で渡す。JR上諏訪駅内の諏訪市観光案内所でも配る予定。今後は増版も視野に入れているという。

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