道の駅「信州蔦木宿」 災害用設備の導入完了

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富士見町蔦木河原の国道20号沿いにある道の駅「信州蔦木宿」で、国土交通省が進めていた災害用設備の導入工事が完了した。道路状況や気象情報を提供する「情報ステーション(情報館)」の近接地に非常用発電機や貯水槽を整備。非常用発電機は、情報館内の照明と、約120台分ある駐車場の、外灯の3日間分の電力を賄える。災害対応トイレの設備も導入し、避難者の受け入れと復旧活動の支援に向けて防災機能を高めた。

非常用発電機は停電時に自動運転を始め、情報館などに電力を供給する。災害対応トイレの便槽は横並びに8カ所に設置し、うち1カ所は身障者用。専用のテントで覆って使用する。水道が断絶しても6日間程度は利用できるよう設計しているという。衛星電話も配備した。

信州蔦木宿は、諏訪地方第1号の道の駅として1999年に開設された。2014年2月の豪雪災害時には休憩場所の提供などで帰宅困難者らを支援。温泉や直売所などの地域振興施設を管理運営する信州蔦木宿推進協議会が、長野国道事務所から感謝状を受けている。北陸コカ・コーラボトリングとの協定で、9台の自動販売機は全て非常時に飲料を無償提供する災害対応型になっている。

同道の駅の山田巳智也助役は「国交省による整備で防災機能が高まったが、私たちが担う地域振興施設はまだまだの部分がある」と説明。「自然災害が多発している中、必要な対策や備蓄品を、町と道の駅でさらに検討していきたい」と話している。

国交省はさらに、子育て応援機能を高めるため、情報館内にベビーベッドやミルク用給湯器を備えた授乳室を新設した。道の駅は近く、紙おむつのばら売りも始める。

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