BC信濃10日開幕戦 八幡投手新加入

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野球に専念できる環境を求めて信濃に入団した八幡宥喜。プロ入りを目指して覚悟のシーズンに挑む

野球の独立リーグ・ルートインBCリーグの信濃グランセローズは10日、2021年シーズンの開幕を迎える。今季は箕輪町出身の八幡宥喜投手を含む15人が新加入。3年目の指揮を執る柳沢裕一監督の下、4年ぶりのリーグ優勝と悲願の独立リーグ日本一を目指す。

リーグは昨季に続いて12球団を3地区に分け、通期制で行う。信濃は福島、群馬、新潟と同じ中地区で、年間試合数は70。巨人3軍との交流戦も行われ、7月24日に長野オリンピックスタジアム、同25日に綿半飯田球場で予定されている。

信濃の公式戦ホームゲームは35試合。このうち上伊那地方では伊那スタジアムで2試合が組まれた。開幕戦は10日午後1時から県営長野球場で福島と対戦する。

上伊那農高のエースとして2014年夏の長野大会で同校初のベスト4入りに貢献した八幡が、独立リーグで新たな挑戦をスタートさせた。最速148キロの直球が魅力の右腕はプロ入りの夢を追って信濃に入団。「最後のチャンスだという覚悟をもって臨みたい」と、並々ならぬ決意で新シーズンに挑む。

昨季まで2年間在籍した社会人野球の千曲川クラブでは、1年目に北信越地区代表で全日本クラブ選手権に出場。大事な初戦を任され、完封勝ちでベスト8進出に貢献した。「これまではただの夢だったプロ入りが現実的な目標に変わった」。自身初の全国舞台で好投したことが、本気でプロを目指すきっかけになった。

野球に専念できる環境を求め、昨年10月に行われた信濃のセレクションを受験し、加入が決定。辰野町の精密企業で働きながら週末だけ野球に取り組んでいた千曲川クラブ時代とは違い、「シーズンを通して試合が組まれていて、プロに近い恵まれた環境。毎日の練習で課題が見つかり充実している」と話す。

今オフは「プロ入りのためには150キロ台が必要」とさらなる球速アップを目指し、下半身と肩周りの筋力強化に力を入れてきた。オープン戦では中継ぎ、先発で3試合計13回を投げて1失点と好投し、「打者の手元で伸びるボールが投げれるようになった」と冬場の成果を実感。3月から習得に取り組み始めた新球のツーシームにも手応えを深めた。

柳沢裕一監督は「早く環境に慣れて本来の力を発揮してほしい」と話し、先発の一角として期待を寄せる。新人でありながら投手陣最年長の24歳は「2桁勝利を挙げて日本一に貢献したい。年下の選手の手本になるような投球ができれば」と熱い思いを胸にマウンドに上がる。

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