「シルク今昔ものがたり」 諏訪信金が書籍化

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今井竜五市長、高林千幸館長に出版を報告した今井誠理事長(中)

岡谷市の岡谷蚕糸博物館が長野日報で連載中の「シルク今昔ものがたり」をまとめて諏訪信用金庫(同市)が書籍化し、「『糸のまち岡谷』シルク今昔ものがたり88」として長野日報社から発行した。同館の高林千幸館長や学芸員らがつづっている連載。初回から一部未掲載分を含め、幅広くシルクにまつわるコラム88回分を収録している。

連載は2014年8月の同館リニューアルオープンを機に始まった。取り上げている題材は岡谷の製糸業の歴史や文化、工女の姿、製糸業から精密業への産業遍歴、養蚕、同館での学習活動などシルク全般で、各回2~3枚の写真とともに紹介。館長らが交代で執筆を担当し、月1回掲載している。

今回、同市が進める岡谷シルク推進事業に協力しようと、諏訪信金が市に連載の書籍化を提案して費用を全額負担。7年間にわたり計5人が書いたコラムを修正、加筆して全8章にまとめた。

A5判、282ページでカラー印刷。3000部発行し、諏訪信金が全国の信金や関係団体、諏訪地方の自治体、小中学校、高校、図書館などに配布し、岡谷シルクの知名度向上に役立てる。

8日は、諏訪信金の今井誠理事長が市役所を訪れ、今井竜五市長に出版を報告した。今井理事長は「岡谷の歴史は生糸産業抜きに語れず、私たちには次世代に語り継ぐ責任がある。地元の信金として岡谷シルクを広める一助になれば」とあいさつ。今井市長は「本を活用させてもらい、岡谷のブランド価値を全国に発信したい」と感謝し、髙林館長は「身近な話題を館から発信する機会として続けてきた連載。重みのある本になり、うれしく思う」と喜んでいた。

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