今年の世相は「中の上」 岡谷で辛夷の花占い

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コブシの白い花の咲き具合で今年の世相を占った西堀名木保存会

岡谷市の西堀名木保存会は11日、毎年恒例の「辛夷の花占い」をコブシの木がある同市堀ノ内の横河川右岸で行った。会員ら約30人がコブシの花を見上げて話し合い、花の付き具合や開花の方向から今年の世相を「中の上」とした。新型コロナウイルスの早期終息への願いも込めた。

同会によると、今年の開花は3月末で例年に比べ1週間ほど早く、4月3日ごろに満開を迎えたという。周辺で咲く桜の花びらが舞う中、会員らはそれぞれに白いコブシの花の状態を観察し、意見をまとめた。

同会代表世話人の河口富男さん(80)は「今年は見頃が過ぎてしまったが、花付きが良く上を向いて咲いた花が多いことから判断した。コロナが早く終息し、景気が良くなるよう願いも込めた」と話していた。

この地にはかつて「名木辛夷」と呼ばれる樹齢300年余の大樹があり、開花時期には地域住民が集まって「花が上向きなら豊作、下向きなら凶作」などと、農作物の豊凶を占っていたという。現在の木は2代目で、周辺に農家が減った今では1年間の世相を占っている。

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