「柳並線」湖畔へ延伸 諏訪市が開通式

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雨上がりの柳並線でテープカットを行い、延伸区間の開通を祝う関係者たち

諏訪市のJR上諏訪駅西口と諏訪湖畔を結ぶ柳並線延伸区間の開通式が14日、現地で行われた。地権者や行政、議会、観光関係者、施工業者ら約30人が参加。テープカットなどで完成を祝い、道路を核とした新たなにぎわい創出に期待を寄せた。

柳並線の道路整備は2017年に事業化。今月22日にグランドオープンする「かたくらシルクホテル」(旧かたくら諏訪湖ホテル)の建て替えに合わせ、ホテル敷地の一部を市が取得して市道を新設整備した。ホテルを所有する片倉興産(東京)のほか、2個人から協力を得た。

柳並線の延伸区間は、市道中浜2号線から湖周線までの延長167メートル。幅員は現道と同じ20メートルで、このうち車道が幅9メートル、両側に幅4メートルの歩道を設けた。歩道と車道の間には幅1.5メートルの自転車通行帯が整備された。工事はスワテック建設(諏訪市)が請け負い、測量設計はフジテック諏訪営業所(同)が担当した。総事業費(用地買収や工事費含む)は約8億円。

開通式で、金子ゆかり市長は「上諏訪駅から観光地に向かう新しい景観が出現した。諏訪市のシンボリック(象徴的)な道路に育っていくと確信している」とあいさつ。後藤茂之衆院議員と諏訪観光協会の佐久秀幸会長が祝辞を寄せ、花火大会への動線の明確化や観光客の誘致といった効果を期待した。

続いて、市民が見守る中でテープカットを行い、午後1時に柳並線の供用を開始した。式典では、1日に開通した諏訪湖周サイクリングロードの一部区間(諏訪赤十字病院前~石彫公園)の完成も祝った。

市によると、柳並線の開通で上諏訪駅から湖畔への到達時間が徒歩10分から7分に短縮する。23年度には湖周サイクリングロードや諏訪湖サービスエリアスマートインターチェンジが完成する予定。市は、将来的な柳並線の交通量を1日当たり7300台と想定している。

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