移転の福祉まちづくりセンター完成 伊那市

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完成した伊那市福祉まちづくりセンター

伊那市が同市山寺で建設を進めていた「福祉まちづくりセンター」が完成し、16日、竣工式が同センターで開かれた。現センターの老朽化に伴う建て替えで、同じ敷地内にある市保健センターの隣接地に移転新築した。新センターには新たに市福祉相談課を市役所から移し、市社会福祉協議会との連携を強化。福祉に関する総合的な相談・支援体制の充実を図る。5月6日の開所を予定している。

現在の福祉まちづくりセンターは旧伊那中央総合病院外来診療棟の建物を活用していたが、建設から50年以上が経過。老朽化や耐震化への対応から建て替えを決めた。

新センターは鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は約2500平方メートル。1階は市福祉相談課や市社協地域福祉課が入るほか、市民が自由に使える情報交流コーナーや飲食コーナーを配置。2階は市社協、福祉関係団体の事務室、多目的室、調理室、3階は大会議室として利用可能な研修室、伊那公証役場を設けた。市保健センターとは通路でつなぎ、一体的利用を図る。

館内は地元産材のヒノキやアカマツ、カラマツをふんだんに使い、ぬくもりのある雰囲気に。LED(発光ダイオード)照明や太陽光発電設備、蓄電池を備え、環境に配慮するとともに、災害時の緊急電源の確保も図った。

総事業費は約10億3300万円。設計・監理を城取建築設計事務所、建築工事を西武・清野特定建設工事共同企業体、機械設備工事を池田建設、電気設備工事を伊那エンジニアリングが請け負った。

竣工式には市、市議会、市社協、地元区の関係者、請負業者など約40人が出席。白鳥孝市長はあいさつで「複雑化した福祉の課題に一層取り組むため、市と市社協が連携し、地域と行政の橋渡しとなることを期待している。地域共生社会の実現に向け、支援を必要とする人たちに光を届けていきたい」と述べた。

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