2021年4月21日付

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参院県区補欠選挙は連日、激しい選挙戦が続く。先日、街頭演説を取材した折、候補者が政策を訴えている途中に有権者らしい若者3人が会場近くを歩くのが見えた。彼らが「立ち止まるだろうか」と様子を見たが、3人は足早に消えた▼2016年から有権者の年齢が18歳に引き下げられた。その後の選挙では若い世代の投票率が上がらず、選挙管理委員会が気をもんでいる▼例えば高校3年生に政治と言ってもピンとこないかもしれない。だがゲームは景品表示法、コンビニの唐揚げは食品衛生法、アイドルのライブチケットは不正転売禁止法などが適用され、法律は意外と身近だ。法律をつくるのは国会議員。だから国の在り方を決める主権者の高校生も、どんな内容の法律で、どんな国や地域になるのかを気にする必要がある▼若い方にこういう考え方はどうか。「選挙は合法的な大人のけんか」と捉える。候補者は負けたくないから真剣勝負だ。その模様をのぞき見る。けんかの原因は主張の違い。有権者は賛同した意見に軍配を上げる。誰の意見にも納得できなければ白票を投じればいい▼最近の国際情勢を見ると各国とも協調より主張が強い。他にも自然環境の急激な変化で近い将来、社会の仕組みは大きく変わる。コロナ禍も一つ。課題は多い。政治への無関心による事態悪化は避けたい。参院補選の投票日は25日。期日前投票もやっている。

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