手軽に鹿肉料理を 伊那で初の講習会

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鹿肉の活用に取り組む上伊那農業高校(南箕輪村)の畜産班と伊那市新山定住促進協議会は27日、「新山日本鹿調理講習会」を同市富県の新山集落センターで開いた。地元住民ら約20人が参加。畜産班顧問の境久雄教諭と高校生4人が鹿肉の料理方法を紹介し、畜産班が開発した新商品を試食してもらった。

境教諭によると、鹿肉は筋が多く、調理しにくいのが難点という。講習会は、畜産班がこれまでに考案したレシピを広め、鹿を捕獲する機会が多い新山で食べる機会を増やそう―と初めて企画した。

今回は、新山で捕獲した鹿の肉を使い、ジャーキーや野菜炒めの調理法を紹介。ジャーキー作りに必要な燻煙箱の作り方も説明し、参加者と一緒に調理した。

試食で境教諭は、「肉を柔らかくするため隠し包丁を入れるなど工夫する中で、加熱する温度によって柔らかさが変わると気付いた」と説明し、低温処理し真空パックで包装した鹿肉を振る舞った。今後、感想を元に改良を加え、来年度に販売を検討しているという。

地元の小林弘子さんは「以前食べたジャーキーがおいしく、作り方が覚えられたらいいと思って参加した。今まで鹿肉をもらっても料理しづらかったけれど、これから家庭で作るときに参考にしたい」と話した。

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