新装店舗の壁にあふれる笑顔 金子さん描く

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初めて完成させた壁画と金子さん

諏訪市神宮寺で造園業を営む金子健太郎さん(33)が、諏訪大社上社本宮参道沿いの店舗内に幅約5.3メートル、縦約1.5メートルの大きな壁画を完成させた。4年ほど前から趣味で絵描きを楽しんできた金子さんにとって初の本格的な大作。ラーメン喫茶の新装オープンに合わせてオーナーの依頼を受け、先月から制作した。色鮮やかで自然と笑顔があふれる独特の世界が好評だ。

金子さんは子どもの頃から塗り絵や描画に親しみ、近年はオリジナルキャラクターを生み出して、はがきや色紙に描いては友人らに贈って少しずつファンを増やした。店を経営する上社ドライブインの北原弘子社長がその作品に触れて腕を見込み、新装店舗の壁を表現の場として提供。アート作家としての”デビュー”を後押しした。

テーマは「自然と地球、自由、ユーモア」。制作には約1週間を費やし、1日10時間近く夢中で筆を振るった。「描いているうちに、表現できるうれしさ、いろんな人がこの絵を見てくれるんだという喜びがこみ上げて泣けた」と金子さん。「創作意欲が爆発して筆が止まらなくなった。これまでの集大成をぶつけた」といい、笑顔あふれるキャラクターたちの間を色や模様で埋め尽くした。この店で働くスタッフたちにも筆を入れてもらい、壁画を通してスタッフの和と店への愛着も育んだ。

金子さんは出来栄えに胸を張り、「店を訪れる人が温かく、優しい気持ちになれば」と期待。「ここが始まり。表現の機会を得て絵の腕を振るいたい」と意欲を新たにしている。

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