参院県区補選あす投開票 与野党一騎打ち

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立憲民主党の羽田雄一郎参院議員の死去に伴う参院県区補欠選挙(欠員1)は25日、投開票される。立候補しているのはいずれも新人で自民党の小松裕氏(59)、立憲民主党の羽田次郎氏(51)、「NHK受信料を支払わない方法を教える党」の神谷幸太郎氏(44)の3人。連立与党を組む公明党から推薦を受けた小松氏と、野党統一候補として立憲民主、国民民主、社民、共産の支持を受けた羽田氏の与野党一騎打ちの構図となった。

菅政権発足後初めての国政選挙で、秋までに行われる衆院選にも影響するとされる選挙。参院県区は、改選定数が2から1へ減った2016年の選挙、次の19年の選挙ともに野党統一候補が勝利。二つの議席は羽田雄一郎氏が亡くなるまで野党が占めており、今回の選挙戦では奪われた議席の一つを与党が取り戻せるかどうかも焦点となっている。

小松氏は衆院議員と医師の経歴を生かしてコロナ禍の国会で即戦力になることを強調し、「政治と医療の現場の橋渡し役になる。ワクチン接種をスムーズに進める」と訴える。地方回帰やデジタル化、防災減災と国土強靱化などの政策も示す一方、党内で続いた不祥事については「政治が信頼されないと感染症対策もうまくいかない」とし、信頼回復に努めると主張している。

羽田氏は政府のコロナ対策の遅れや相次ぐ不祥事を批判し、「緊張感のある政治を取り戻すためにも選挙に勝利し、野党共闘で政権交代可能な勢力をつくっていくことが必要」と主張。兄・雄一郎氏の政策を受け継ぐとともに、自身が大切にしている市民目線の政治に取り組むとし、「地域住民一人ひとりの代弁者として、小さな声に耳を傾け、国政の場に届けたい」と訴えている。

神谷氏は選挙区内では活動しないことを表明し、政見放送やSNSなどを通じて支持を訴えている。

選挙戦最終日の24日は、小松氏は出身地の諏訪市や伊那市などで街頭演説を展開する。羽田氏は地元の上田市をはじめとする東信地域を遊説し、さらなる支持を求めて訴えを続ける。

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