旧山一林組製糸事務所 100周年パネル展

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シルク岡谷の歴史を知ることができる旧山一林組製糸事務所のパネル展=レイクウォーク岡谷

岡谷市教育委員会とシルクフェア実行委員会は、国登録有形文化財の旧山一林組製糸事務所(同市中央町)の建設100周年を記念したパネル展をレイクウォーク岡谷(同市銀座)1階レイクコートで開いている。「建物が語る製糸の歴史」と題し、シルク岡谷の歴史を知ることができる貴重な写真パネル18枚や実物の機織り機などを展示している。29日まで。

同事務所は、明治から昭和初期にかけて製糸業が繁栄した岡谷でも5本の指に入る製糸会社山一林組が1921年に建築。木造2階建てで外観は洋風だが、屋根は和瓦がふかれている。内部は建築当時の状態で保存されており、現存する守衛所とともに、2005年に国登録有形文化財に登録。07年には近代化産業遺産に認定された。現在は、手織り絹製品製作を手掛ける「岡谷絹工房」の拠点として活用されている。

パネル展は29日に予定されていた「2021シルクフェアinおかや」の「プレシルクフェア」として企画。シルクフェアは新型コロナウイルスの影響で中止となったが、展示は一部日程を変更して実施することにした。

100周年となった旧山一林組製糸事務所

会場には、当時の建物や繰糸場の様子、同社が舞台となった戦前の国内で最大の製糸労働者争議「山一争議」について紹介する写真などが並ぶ。この他、自由に持ち帰ることができる同事務所100周年を記念して製作した冊子と、105分の1スケールで作る建物のペーパークラフトが置かれている。

同実行委の味澤宏重委員長(66)は「多くの人に展示を見てもらい、シルク岡谷の歴史を知ってもらいたい」と話している。

開場時間は午前9時~午後9時。29日は午後4時まで。

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