コロナワクチン集団接種 岡谷市が予行演習

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アナフィラキシーショックを起こしたと仮定し高齢者役の職員を運ぶ医師ら

岡谷市は24日、新型コロナウイルスワクチン集団接種の予行演習を、接種会場の一つ、市民総合体育館柔道・剣道場で行った。担当職員や医療従事者が高齢者役の職員を相手に、受け付けから経過観察まで一連の工程を訓練。課題を洗い出し、本番に備えた。

▽発熱あり▽アレルギー持ち▽着脱に時間を要する服装▽車いすの使用―などさまざまな事情を演じる高齢者役を用意し、個々の事情に合わせた対応を訓練できるようにした。車いす使用者の通路確保や混雑解消のため、いすの並べ方や数を調整するなど改善点を考えながら進めた。

高齢者役の職員は手持ちのストップウオッチで各工程の所要時間を細かく記録。経過観察中の高齢者がアナフィラキシーショックを起こし倒れたとして、医師らが会場内の救護スペースに運び、治療に当たる場面もあった。

演習後は担当する業務ごとに集まり協議。医療従事者からは、体調急変者への対応を加味すると「看護師の数が足りない」、全スタッフが「救急薬品の種類や保管場所を把握できるようにしてほしい」などと意見が寄せられた。

同市は高齢者先行接種の県モデル市町村。26日から、新屋敷、小口両区の高齢者で接種を希望した656人(予約締め切り時点)への接種を始める。平日は市民病院看護師宿舎1階事前相談外来、日曜日は柔道・剣道場が会場。市健康福祉部の帯川豊博部長は演習前「課題を解決し、安全で円滑な接種が行えるように訓練したい」と話していた。

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