御射鹿池下の小水力発電所 2号機の地鎮祭

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八ケ岳水力第2発電所を建設する現地周辺。御射鹿池直下の農業用水から取水する

小水力発電事業を手掛ける3V(スリーブイ)小水力発電(茅野市豊平)は26日、同市豊平に建設する小水力発電施設「八ケ岳水力第2発電所」の地鎮祭を現地で行った。奥蓼科の御射鹿池直下を流れる農業用水の水を活用して発電する。近く発電所の建設工事に着手し、早ければ今年12月の稼働を目指す。

標高1500メートル余の御射鹿池直下の農業用水から取水し、延長約1キロにわたり設置する導水管を経て建屋内の水車を回して発電する。高低差220メートル、使用水量は最大毎秒0・13立方メートル。発電量は最大199キロワットで一般家庭約350~400世帯分の年間発電量に相当する。七ケ耕地財産区、湖東笹原財産区、湖東笹原林野利用農協の土地を借りる。

再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して中部電力に全量売電する。売電収入は年約4500万円を見込み、農業用水路の改修費や用水の水利権使用料、土地賃借料の代金として地元に還元する考えだ。

地鎮祭には地権者を含め約15人が出席した。豊平の角名川沿いに5月末の稼働を目指して建設中の小水力発電所に続く2号機に当たり、3V小水力発電の柗本修二社長は「エネルギー確保で自立できる地域をつくりたい。他地域に広がるモデルになれば」と述べた。

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