「食」通じて富士見に活力を 地元有志始動

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富士見町や八ケ岳山麓の食を生かした活動について意見を交わすメンバー

富士見町の有志が「八ケ岳山麓食のまちづくりラボ」として、「食」を通じて地域の活力を生み出す活動を新たに始める。農業者や飲食店、企業、若者など多様な人たちと団体、知恵や技術がつながる場をつくり、地元農産物の新たな加工品開発や地産地消・地消地産を促進。地域の資源や資金が地域で回る経済循環を促し、持続可能で自立的なまちづくりを目指す。

多世代の居場所づくりをするNPO法人「こどもの未来をかんがえる会」、地域おこしに取り組む合同会社「きざし」、町商工会が中心となって構想を練り、ビジョンや仕組みを構築した。休眠預金を活用した助成金事業に採択され、年500万円の支援を3年間にわたって受ける。

豊かな農産物が地域の強みだが、収穫期には行き場のない規格外・余剰野菜が出ているのが現状。供給側と需要側がつながる場をつくり、資源を生かした新商品・新サービス、新たな所得の創出を目指したいとする。初年度はこの目標に向かい、聞き取り調査や情報交換を通じて、ニーズとシーズを見える化する「食の地域循環マップ」作りを進めていく考えだ。未利用資源の発掘も進めていく。

生産から加工、販売までを地域内で実現できるよう、生産者や事業者らが利用できる共同加工所の必要性についても検討。地域経済循環や資源循環を楽しみながら学ぶワークショップや、地域の子どもや若者が活躍する機会や場面も設ける。

新型コロナ感染拡大がプロジェクト立ち上げのきっかけになった。メンバーは「地域経済循環で足腰を強くし、危機に対しても強い地域にしたい」と意気込んでいる。

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