参院補選 羽田さん当選一夜明け振り返り

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初当選を果たし、記者会見で選挙戦を振り返る羽田次郎さん=長野市内の事務所

参院県区補欠選挙で初当選を果たした立憲民主党新人の羽田次郎さん(51)は当選から一夜明けた26日、長野市内の事務所で取材に応じた。「有権者の皆さんの思いの重さを実感した」と気を引き締め、「これからの一日一日を国のために働いていきたい」と決意を述べた。

選挙戦では、新型コロナウイルス感染症により急逝した実兄の雄一郎氏の弔い合戦を前面に展開し、「兄の議席を守り抜き、遺志を継いでいく」と主張。祖父や父、兄が築き上げてきた「羽田ブランド」も後押しした。

勝因については「兄の死に対する同情や、野党統一候補としての訴えが支持者に浸透したのではないか」と分析。「後手に回る政府のコロナ対策や相次ぐ不祥事に不満を抱く県民の期待に応えていきたい」とし、国政の場で新型コロナウイルスの検査拡充に向けた体制づくりに取り組む姿勢を改めて示した。

同日投開票の衆院北海道2区、参院広島県区といずれも野党共闘の候補が勝利した。一方、自身が選挙前に共産党などと結んだ政策協定をめぐっては、共闘する野党間の足並みが乱れ、野党共闘のもろさを指摘される場面もあった。

主張が異なる政党間での今後の共闘について「話を深めれば、互いを尊重し思いを集約できる」と強調。その上で「野党共闘の必要性を結果として出せたと認識している。次期衆院選でもこの枠組みを確立していくことが、政権交代に向けた道筋になるのではないか」と展望を語った。

18日間の選挙戦を一緒に戦った支援者には、「不安だらけだったが、街頭演説のたびに多くの方が集まってくださった。励みになると同時に勇気をもらった」と感謝を述べた。目指す政治家像については「地域目線に立ち、小さな声一つ一つに耳を傾けられる政治家になりたい」と意気込みを語った。

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