協力隊員の派遣前訓練再開 JICA駒ケ根

LINEで送る
Pocket

訓練所での入所式の様子をオンラインで見守る協力団体の関係者ら

駒ケ根市の国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所は、新型コロナウイルス感染症の影響で1年間休止していた同所での海外協力隊員の派遣前訓練を再開した。28日に入所式を開き、今年度1次隊の42人が出席。待ち焦がれていた海外派遣への希望を胸に、同訓練所での45日にわたる訓練に励むことを誓った。

2020年度は新型コロナの世界的な流行により隊員の海外派遣の見通しが立たず、派遣前訓練を休止した。一部の国で派遣のめどが立ったため、今年度から派遣前訓練を再開。隊員候補生たちは同訓練所で45日間の共同生活を送り、外国語や海外文化、新型コロナ感染対策などについて学ぶ。

清水勉所長は、昨年の訓練休止による隊員候補生たちの苦難を思いやり、「協力隊参加のモチベーションを維持し続けてきた、皆さんの真っすぐな志に敬意を表する」とたたえ、「限られた貴重な訓練期間の中で、自らの決意を新たにし、一つでも多くのことを吸収してほしい」と激励。

候補生を代表し、PCインストラクターとしてアフリカ中部のガボンに赴任予定の小林貴史さん=長野県出身=が宣誓した。

入所式は、同訓練所と駒ケ根市役所をインターネットで結ぶオンライン方式で行った。市役所では、伊藤祐三市長のほか、駒ケ根協力隊を育てる会の有賀秀樹会長、髙坂保名誉会長がモニターに映る候補生たちの姿を見守った。

隊員候補生は13日に駒ケ根市入り。健康観察やリモート型訓練のため26日までの2週間、市内のホテルに滞在。訓練所での生活に備えていた。

1回当たりの隊員候補生の定員は約230人だが、受け入れ人数を半分以下に削減。訓練期間を従来の70日間から45日間へと短縮することで受け入れ回数を増やし、今年度は5回にわたり候補生を受け入れる。

おすすめ情報

PAGE TOP