静かな大型連休初日 上伊那地方

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本降りの雨となり静かな連休初日となった駒ケ根市の駒ケ根高原

上伊那地方は大型連休初日の29日、低気圧の通過で朝から本降りの雨となった。各地の観光地は関東や関西地方に出された新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の影響も伴って人出は少なく、静かな連休のスタート。宿泊施設やキャンプ場では予約のキャンセルが相次ぎ、関係者からはコロナ禍の早期収束を切に願う声が相次いだ。

天候が良ければ、例年大勢の観光客や登山者でにぎわう駒ケ根高原も人影はまばら。近くにあるホテルの経営者は「緊急事態宣言で、東京などの顧客から宿泊予約のキャンセルが増えた。宿泊者数は例年同期の7割減」と2年続きの低調にため息を漏らす。

オートキャンプ場がある南箕輪村の大芝公園でも、同宣言前に予約した東京や神奈川の利用者からキャンセルの電話が続いた。公園管理事務所は「例年はにぎわう時期だがコロナ禍では仕方ない」とあきらめ顔。感染対策で今季はバーベキュー場を閉めているものの「皆さん動きたいようで、例年より利用の問い合わせが多い」と話す。

中央アルプス駒ケ岳ロープウェイを運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)によると「乗客数は天候に左右される傾向が強い」とし、今後の好天に期待する。一方「ジャム作り」などの体験企画を用意する農業公園みはらしファーム(伊那市)でも「予約は5月2日以降が多い。天候の回復を待ちたい」と述べた。

駒ケ根観光協会は「コロナ禍で 積極的な誘客ができず歯がゆい」と語り「収束後に当地 が観光目的地に選ばれるように情報発信を続けたい」とした。駒ケ根市のホテルやまぶき会長で、早太郎温泉事業協同組合の宇佐美宗夫理事長は「コロナ禍は国難で地球難。ここはみんなで歯を食いしばり、感染を抑えないと先がない。行政も厳しい対応と対策で手応えのある結果を出すべき」と訴えた。

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