「シルク岡谷」の歴史 街歩き動画で案内

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完成した動画「ブラおかや歴史探偵団」を確認する宮坂春夫会長=岡谷蚕糸博物館

岡谷市は、「シルク岡谷」の歴史を広く知ってもらおうと街歩き動画「ブラおかや歴史探偵団」を制作している。市民有志でつくる岡谷近代化産業遺産を伝える会会員の案内で、市内の15カ所の近代化産業遺産を中心に巡り、岡谷の製糸業の歴史をたどる。4部作で5月1日から順次、行政チャンネル「シルキーチャンネル」などで放映する。

動画制作は4月29日に予定していた「シルクフェアinおかや」の実行委員会で企画。コロナ禍で人を集めずに「シルク岡谷」を発信するツールとして、フェアは中止になったが制作を進めている。現在、第2部までが完成した。

動画は各部▽製糸と水の役割▽繭と燃料、輸送、保管、金融▽製糸の発展と衰退▽製糸発展のエネルギー―がテーマ。市内のシルクの遺産やまつわる場所などを訪れ、訪問先で会員が解説し、関係者から話を聞く。

第1部は、製糸工場への給水のため天竜川から水をくみ上げていた「丸山タンク」、諏訪式繰糸機を開発した武居代次郎が創業した「中山社」跡、釜口水門などを訪問。繭を煮るほか水車の動力、水運など、製糸業で果たした水の役割を探っている。
 
同会の宮坂春夫会長(70)=同市東銀座=は「岡谷の歴史はほとんどが製糸につながっている。市民にとって最大のアイデンティティーである製糸業を岡谷の歴史とともに知ってほしい」と話している。
 
放映時間は各40分。シルキーチャンネルでは20分の前後編に編集し、4カ月間かけて放映する。

岡谷蚕糸博物館の館内でも公開する。

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