産後ケア助成利用進む 諏訪、岡谷市

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諏訪市と岡谷市が今年度から産後ケアの一環として始めた、母乳相談などで助産師がいる医療機関や助産所を利用した場合の助成事業の活用が進んでいる。諏訪市では月30~40人、岡谷市では30~35人の新しい命が誕生しているが、このうち同助成事業を活用した母親は諏訪市で月10人ほど、岡谷市では5人ほどで推移している。岡谷市は「大変な時は無理せずに専門機関を頼ってもらい、産後を少しでも快適に過ごしてほしい」と話す。

助産所などを利用した場合の補助事業は、近隣では上伊那地方で先行している。諏訪地方では諏訪、岡谷両市が今年度から助成事業を開始した。「授乳がうまくいかない」「乳房が張ってしまい困る」「赤ちゃんの世話の仕方が分からない」といった母親の不安解消に役立つ専門機関の利用を経済面から支援する目的。通常4000円前後とされる相談費用の約半額を補助することで「お母さんの痛みやつらさを和らげ、負担を軽減し、子育てに前向きになってほしい」(諏訪市)との願いが込められている。

助成額は両市とも2000円で、諏訪市では出産から1年以内に3回まで、岡谷市では1年6カ月以内に2回まで助成される。妊娠届の提出時などに対象の女性に制度を説明し、出産後の家庭訪問などでも紹介している。岡谷市は「対象者への制度の周知はできていると思う。助成券の差額は自己負担にはなるが、体のトラブルの未然防止にもつながるので、あまり我慢せずに活用してほしい」と話している。

助成券を利用できるのは岡谷市は岡谷、諏訪、下諏訪の総合病院、産婦人科医院計5カ所と岡谷市内の助産所3カ所。諏訪市は市内の総合病院、産婦人科医院計2カ所と諏訪地方の助産所5カ所となっている。

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