晴れやか新成人 代替企画で節目祝う

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カノラホールロビーに設けた記念撮影用パネルの前で級友と写真を撮る新成人=岡谷市

1月から5月の大型連休に延期した成人式が新型コロナウイルス「第4波」の感染拡大に伴い、中止や再延期を余儀なくされた諏訪地方6市町村。延期開催を予定していた2日、岡谷市と諏訪市で代わりの催しが行われた。参加者らの安全のため式の中止を決断した両市は、地元で育った若者の人生の節目をそれぞれのかたちで祝った。

■岡谷市 成人の決意をライブ配信

岡谷市では式典形式の代替事業「ふるさと岡谷発 おめでとう 新成人の皆さんへ」を同市のカノラホールで行った。新成人は代表者3人が出席し、成人の決意や周囲への感謝、再会がかなわなかった同級生に向けたメッセージなどを述べる様子をオンラインでライブ配信。動画投稿サイト「ユーチューブ」の配信は120人前後が視聴した。

配信では今井竜五市長が「(コロナ禍を)長い人生の一里塚と捉え、大きな夢と希望を抱いて前向きに育って」と激励。新成人代表で大学3年生の柳澤祐貴さん(20)は成人式の中止に対する無念さを表しつつ「成人したことを自覚し、日々の行動に責任を持つことを誓う」と力強く語った。中学3年時の担任らによるメッセージも流れた。

同ホールロビーに設けた記念撮影用パネルは新成人36人が利用。晴れ着姿で級友と一緒に写真に収まった。パネルは3~5日、イルフプラザ3階催事場に設置する。時間は午前9時~午後9時。

諏訪清陵高書道部が作ったフォトパネルの前で、笑顔で記念撮影する新成人=諏訪市文化センター

■諏訪市 フォトパネル背に記念撮影

諏訪市では市文化センターに記念撮影用のフォトパネルを3枚設置した。晴れ着姿の新成人とその家族ら201人が順に訪れ、笑顔で写真に収まった。

フォトパネルは縦2.4メートル、横3.6メートルで諏訪清陵高校と諏訪二葉高校の書道部、市教育委員会生涯学習課がそれぞれ作成。清陵高は人気デュオ・コブクロの「今、咲き誇る花たちよ」の歌詞の一部と花、二葉高は三国志から取った四字熟語「蛟竜雲雨」を元にしたメッセージとかりんの花などを描いた。市教委は高島城と桜の写真を使った。

感染対策に気を付けながら県外から帰省した新成人も見られ、会場で会った旧友とマスク姿で再会を喜んでいた。

友人と訪れた会社員の伊藤史織さん(21)は「会場だけでも準備してもらえて振り袖が着られて良かった」と笑顔。はかま姿の大学生の小林泰輝さん(20)は「例年と違うので逆に記念になると思う。今は将来のために勉強を頑張りたい」と話した。

市公式ユーチューブチャンネルでは市長と教育長による祝辞を流した。後日、新成人代表の言葉も配信する。

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