憲法と平和考える 諏訪地方フェスティバル

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オンラインで講演する伊藤さんと講演を聞く参加者

護憲の立場の有志でつくる団体「諏訪地方憲法集会」(黒田晃生会長)は「憲法記念日」の3日、諏訪地方憲法フェスティバルを諏訪市駅前交流テラスすわっチャオで開いた。「国民を守るのは軍隊なのか~非軍事平和主義を考える」をテーマに、弁護士の伊藤真さん=東京都出身=がオンラインで講演。同集会会員ら約70人が参加し、真剣なまなざしをスクリーンに向け、時折うなずきながら聞き入った。

伊藤さんは戦争放棄をうたった日本国憲法制定の目的や歴史的経緯などを説明。個人の尊厳を否定し多くの犠牲者を出したとされる第二次世界大戦を例に挙げ、護憲の重要性を訴えた。憲法9条改正に向けた政府の動きにも危機感を示した。

さらに国外派兵後帰国した米兵に自殺者が多い点を指摘。心に深い傷を負い帰国後も苦しむ兵士の実態を紹介し、戦争の恐ろしさを訴えた。「憲法改正や戦力保持は戦争抑止力にならない。国家間の問題は外交的手段で解決すべき。他国を深く理解し行動することが大切。共感力と想像力こそが世界平和への第一歩」と語った。

お笑い芸人の松元ヒロさんの著書「憲法くん」の朗読劇も予定していたが、新型コロナウイルスの感染防止のため、劇を録画した映像を会場で上映した。

昨年はコロナ禍で同フェスティバルを中止。今年は密集を避けるために規模を縮小して開いた。

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