全体構想まとまる 原村の八ケ岳自然文化園

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原村が昨年度から進めてきた村所有の八ケ岳自然文化園の全体構想がまとまった。村から策定業務を委託された合同会社「ヤツガタケシゴトニン」(同村)は文化園の成り立ちや収益状況、アンケート調査などから課題や問題点を抽出。収益性と集客力が重要課題―とし、コンセプトの見直しや継続的な運用体制の構築、新しいビジョン策定の必要性を指摘した。村は実現できるところから実施計画に盛り込んでいきたい考えだ。

同社による報告会が4月27日、役場であり、五味武雄村長や商工観光課職員らが出席。同社代表の中村洋平さん(40)らが全体構想についてスライドを使って説明した。

文化園の当初の設置目的は「諏訪圏文化公園構想」(1986年策定)に「健康とスポーツの里としての文化活動の拠点」とあることを紹介。しかし、時代の変遷とともにニーズが変化し、現在では公共公園に加えて観光拠点としての役割も大きくなったと指摘した。その上で、公共公園と観光拠点の両面の役割を理解し、継続的な運用体制の構築や、既存施設を最大限活用した新しいビジョンの策定が必要―と結論付けた。

同社のプランとして、原村の農と食を体感でき、文化園の屋外の魅力を生かした「グリーンパーク構想」を提示。バーベキューフィールドと地場食材ショップの設置・拡充などを提案した。

五味村長は取材に「文化園の収益面においては発想の転換に取り組みたい。コロナ収束後はアウトドアが大きな流れになるとされ、その点で文化園の高いポテンシャルを活用した事業展開をしていきたい」と述べた。

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