新雪、雄大な山並み満喫 中央アルプス千畳敷

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中央アルプスの雄大な山並みを眼前に望む千畳敷カールでスノーシューを楽しむ人たち=4日午前

ゴールデンウイークも終盤を迎えた4日は晴天に恵まれ、上伊那地方を代表する山岳観光スポットで標高2612メートルの中央アルプス千畳敷は観光客や登山客でにぎわった。コロナ禍に加えて連休前半は天候にも恵まれなかったが、戻ってきた客足に関係者は「引き続き感染対策を十分にして、訪れる皆さんをお迎えしていく」と前を向いた。

例年の大型連休であれば、多い時で1日1000人が利用する麓と千畳敷を結ぶ駒ケ岳ロープウェイ。今年の連休前半は大気の状態が不安定で、新たに雪が降るなどして客足は100~200人前後の日もあるなど伸び悩んだ。

ようやく3日に増えて、4日は600人ほどが利用。山頂などを目指す登山客のほか、宝剣岳の直下に広がる千畳敷カールで雪上体験を楽しむ観光客の姿もみられた。

ロープウエーを運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)は今月下旬まで、そりなどの道具を貸し出す雪上体験プランを提供。なかでもスノーシュー(西洋かんじき)は誰でもカール内の散策が楽しめるとあって人気で、4日も家族連れら40人ほどが利用した。

誘い合ってスノーシューに初挑戦した駒ケ根市赤穂の小林倫子さん、同市下平の宮下いずみさん、伊那市西春近の横山美奈子さんは「夏は来ているけれど、雪山は初めて。近場でも楽しめる所はたくさんありますね」と、ふかふかの雪を踏みしめた。

昨年は、支柱の脚の一部が変形した不具合により半年間にわたって運休したロープウエー。大型連休に運行するのは2年ぶりとなったが、関係者はコロナ禍により客足の影響はまだ続くと見通す。

一方、連休中に降った新雪により千畳敷は3・1メートルと近年では多い積雪量を維持。中ア観光の担当者は「ほかにも雪山はあるが、千畳敷は眼前に宝剣岳があり、南アルプスも一望できる。この銀世界の絶景を多くの人に味わってもらいたい」と話している。

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