「福祉まちづくりセンター」開所 伊那市

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新たな福祉の拠点として業務が始まった伊那市の福祉まちづくりセンター

伊那市が同市山寺に建設した新しい「福祉まちづくりセンター」が6日開所し、業務を始めた。これまで市役所にあった市福祉相談課(市地域包括支援センター)が移転。市社会福祉協議会との連携を強化し、福祉の総合的な相談窓口として高齢者や生活困窮などに関する相談に”ワンストップ”で対応する。

新センターは3階建てで、1階は市福祉相談課と市社協地域福祉課を同フロアに配置。市福祉相談課では高齢者の介護や健康、介護予防、生活保護、成年後見など、市社協地域福祉課では生活困窮、心配ごと、地区社協・地域社協、ボランティア活動などに関する相談に応じる。

3階には伊那公証役場が移転。遺言、任意後見契約、離婚、金銭消費貸借契約、土地建物賃貸借契約などの公正証書作成を行う。また、隣接する市保健センターは通路でつなげ、同センター内に設置している市こども相談室では子どもの虐待や福祉に関する相談を受け付ける。

この日は新センターで開所式が開かれ、市や市社協の職員約30人が出席。白鳥孝市長はあいさつで「二つに分かれていた福祉の拠点が一本化され、支援を必要としている人たちの総合的な支援にあたる。特にコロナ禍で生活困窮者も増えている。社会的弱者に寄り添い、一緒に生きていく拠点として力を結集してほしい」と呼び掛けた。

市社協の篠田貞行会長も「福祉の相談窓口が一つの建物になった」とし、「これまで以上に連携を密にし、文字通りワンストップで対応していきたい」と述べた。

福祉まちづくりセンターはこれまで、旧伊那中央総合病院外来診療棟の建物を活用していたが、建設から50年以上が経過し、老朽化や耐震化への対応から建て替えを決めた。4月16日に竣工式を行い、開所に向けて引っ越し作業を進めていた。

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