安心安全なセロリ全国へ 今季の出荷始まる

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JA信州諏訪管内で生産が盛んなセロリの今季の出荷が9日始まった。初日は生産者の矢嶋敦郎さん(69)=茅野市玉川=がハウス栽培のセロリ120箱(1箱10キロ)を同市玉川の玉宮集荷所に運び込んだ。矢嶋さんは「品質は良く、柔らかくてみずみずしい。今年も安心安全なセロリを消費者に届けたい」と意欲を見せた。

セロリの収穫は夜明け前から始まり、朝方には集荷所に取れたてのセロリが集まり、全国へと出荷される。収穫は5月中旬から11月上旬まで続く。同JAによる種まきは昨年12月から始まり、1月初旬には各農家に苗が分配された。農家は約半年かけてセロリを大きく育て上げる。6月下旬にはハウス栽培から路地栽培のセロリへと収穫が移行していく。

諏訪地方はセロリの生産量全国1位を誇り、夏場は国内流通量の約9割を占める。同JAによると、管内の生産者は51戸。今季の生産目標は74万5000箱(1箱10キロ)で、20億円の売り上げを目指す。昨年は長雨後の高温が影響し、生産目標に届かず、66万6000箱にとどまったという。

同JAセルリー専門部会の篠原慶太部会長(58)=原村=は「今年もコロナ下だが、セロリの責任産地として安定生産を行い、日本中の皆さんにJA信州諏訪のセロリを味わってほしい」と話した。

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