諏訪の教育を民間で支援 「フォーラム」設立

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子どもたちの学びを支えようと「SUWA次世代の学び推進フォーラム」の役員や講師たち

民間の教育力で諏訪地域の子どもたちの学びを支援していこうと、企業経営者や教育者など有志14人がNPO法人「SUWA次世代の学び推進フォーラム」を設立した。10日、諏訪市の駅前交流テラスすわっチャオで記者会見を開き、社会人講師から学ぶワークショップや博物館や研究所を訪れるツアー、公開シンポジウム、学資支援といった事業を展開すると発表。諏訪6市町村の教育委員会や小中高校と連携し、学習意欲や知的好奇心を育む新たな「学びのプラットホームづくり」に取り組む方針を示した。

同会によると、諏訪地域では大都市との地域間、経済的な家庭間の教育格差が顕在化。学校では知識の詰め込みではなく、子どもが問題意識を持って自ら考え、発表する機会が求められている。昨年7月、諏訪清陵高校OBの有志数人が問題意識を共有し、幅広い人材に参加を呼び掛けてきた。設立は今年4月1日で、理事長には諏訪商工会議所の岩波寿亮会頭が就任。事務所を諏訪市清水に置いた。

初年度は、中高生向けのワークショップを6~9月に各月1回開き、10月に発表会を行う。講座は▽ワインと温暖化▽縄文とSDGs▽たのしい数学▽地図を読む―の4講座で、定員は各20人程度。富士見、諏訪清陵両高校が受講に意欲を示している。ワインと温暖化の講師はオーベルジュ・エスポワール(茅野市北山)のソムリエ、野村秀也さん(42)が務める。

公開シンポは、諏訪清陵高校OBの八巻和彦早稲田大名誉教授(元早稲田中高校長)と林久喜筑波大教授(元筑波大付属駒場中高校長)の対談が実現した。夏休み中に開催予定で、中堅・若手社員や教職員が学ぶ機会にもする。

ツアーは夏休み中に2回行い、それぞれ小学校高学年と中学生20人前後を募る計画。首都圏の博物館や研究所を訪れ、前後に学習会も行う。

いずれも参加無料で、意欲ある子どもに経済的な負担はかけない考え。趣旨に賛同する企業や市民から資金を募り、ワークショップの講師も募集する。各事業の具体的な日程は決まり次第、ホームページなどで発表する。

問い合わせは、事務局の北原克彦さん(携帯080・5407・8995、メールhips@mxa.mesh.ne.jp)へ。

役員は次の皆さん。

▽理事長=岩波寿亮(諏訪商工会議所会頭、スワテック建設会長)▽副理事長=古原正之(元諏訪清陵高校校長)▽専務理事=北原克彦(メディアプロデューサー)▽理事=野村稔(野村ユニソン社長)花岡清二(元セイコーエプソン会長)小口武男(高島産業社長)

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