諏訪の神々を竜で表現 オペラ御柱ポスター

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オペラ御柱のデジタル画と、ポスターを掲げるイラストレーターの内尾和正さん

オペラ御柱のデジタル画と、ポスターを掲げるイラストレーターの内尾和正さん

1月27日に岡谷市のカノラホールで上演される創作オペラ「御柱」に向けて、イラストレーターの内尾和正さん(56)=岡山県玉野市=が描き下ろしたポスターが完成した。パソコンを使って描くデジタル画で、壮大な物語の世界観を2頭の竜で表現した。「神社仏閣と関わりの深い創造物だが、自分らしい御柱の竜をイメージした」と話している。

公演のポスターをアーティストに依頼し、本格的に制作したのは今回が初めて。作品は「御々柱」と名付けた。描いたのは、縄文時代の「火焔型土器」をモチーフにした角を持つ白竜と、弥生時代の稲作から着想を得たという水牛の角を生やす黄金竜。物語の登場人物にかけ合わせたもので、縄文時代が神モレヤ、弥生時代が神ミナカタを表し、2人が出会う場面を切り取った。

オペラ御柱実行委員会が、同市の市立岡谷美術考古館で姉妹都市アーティスト展を開く内尾さんに作品を依頼した。映画「ファイナルファンタジー」の制作でも知られる内尾さんは、生涯のテーマとして竜を描いている。諏訪の神々の話を聞き、すぐにイメージが浮かんだという。竜の背景には、同展の作品を取り入れて完成までに1カ月ほど費やした。

内尾さんは諏訪地方の歴史や文化に触れながら制作に取り組み、「縄文、弥生時代の文化共存があったことに深く感銘を受けた」と話していた。

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